中野には飲み屋が数多い。
個性を打ち出して、「お客さんようこそ」の姿勢を示さなければ、たちまちにして、目立たなくなるのではないだろうか?
中野サンモールと隣り合わせたエリアはそういった雰囲気が漂う。

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看板を見ていると、どうしても「九州」「鹿児島」というのに目に入ってしまう自分だ。

歩いていると、博多という文字が飛びこんで来た。
それだけでもそそられるというのに、店先にホッピーの提灯が並んでいるのだから、避けては通れない。


店内は、L字カウンターが入ってすぐのところにある。その後方は、二人がけの座席だ。奥には、小上がりもある。焼酎瓶の横というカウンター左端の特等席に座った。


◇晩酌セット 800円

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これは、ドリンク二種と地鶏三種から選べるシステムで、ホッピーセットと地鶏の炭火焼にした。

半生レアの炭焼き地鶏だ。鹿児島では、いわゆるwelldoneで出てくることが多い。今回は、ゆず胡椒で食べてくださいとのことだ。

ここは、「博多中洲」と、名前は福岡の雰囲気だが、その実、鹿児島が強力にPRされている。揚げたて!鹿児島名物さつま揚げもあるし、置いてあるのは、鹿児島の焼酎が大半を占めている。

◇ホルモン煮込み 420円

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少々小ぶりの皿に出てきたのは、パンチの効いた一品である。豆腐と各種もつ、ねぎが入っただけでのもので、野菜類は全くない。その分だけ、もつが個性を発揮する。一番手前に見える脂身が、なんともいえないプルプル感であった。

埼玉に出稼ぎに来てまだ二ヶ月だが、東京で「鹿児島」という三文字を見つけるとうれしくなるものである。今晩の幸福感は、そういったことが理由であろう。 ※2015.3.13改訂