タイ料理店の上得意客と言えば、おひとり様の若い女子!

これは、全国的傾向ではないでしょうか?

いいや、そうじゃないぞ! うちの地方は、オヤヂだって来るぞ!
・・・という方がいれば、ご連絡ください。ぜひ、お友達になりましょう^_^

自分は、ヲタオヤヂでありながらのタイ料理ファン(少数派かもしれない?)です。

大好きなのは、ガパオですが、これは、6年ほど前、川崎チャオタイで初めて食べ、強い衝撃を受けたおかげです。 それ以来、四谷ジャスミンタイとか、機会あるごとに、食べてきましたが、この料理には、まずハズレがありません。あの辛味が存分に効いた挽肉は、クセになります。

暑い日が続く中、突然、ガパオが食べたくなり、行ってきたのが、
クルン・サイアム吉祥寺店

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店は地下にあります。

左手が逆L字カウンターで、右手がテーブル席。もちろん、おひとり様オヤヂが案内されたのは、カウンターのほぼ真ん中という特等席でした。
予想通り、ほぼ大半が若い女性ばかりです。覚悟はしていましたが、ここまでとは・・・いささか呆然としました。

◇ガイ・バッド・バイ・ガパオ・ラートカオ(→ガパオで通じます。)950円を注文。
まず、スープと生春巻が出てきます。
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ええじゃないですか!こういうのって、まさに、タイらしいです。スープのお味もハーブが効いて美味いんです。

すぐに、メインの登場です。ライスの量は、無料で大盛りにしてもらいました。
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気がつけば、両隣は、麗しい女子で、オヤヂはサンドイッチ状態になっておりました。こういったアウェー状況下で、ガパオを食わねばならないわけです。
同じサンドイッチ状態でも、男子にはさまれた吉野家とは気分はまるっきり違います。

腹式呼吸を数回してから、食べました(^^;)

会計を済ませ、立ち上がると、見えてきたのは、思いもよらない光景でした。

カウンターの一番端の壁側、人目が一番つきにくい席に、50代サラリーマンらしき男子が、体を丸めながら、食べていたのです。

急に、涙があふれてきました。

分かるよ。よーく分かる。あなたが、その席で、ゆっくりと食べたい気持ち。
・・・なにか、他人とは思えない共感を持ちつつ、店を後にしたのでした。
※2015.7.15 一部改訂