吉祥寺から、まっすぐ埼玉に帰ればいいものだが、荻窪で途中下車である。

というのも、中央線沿線の煮込みを体験したいからである。今日の店は、荻窪駅南口からすぐの路地にある。ここらあたりでは老舗の焼き鳥屋ということで、入ってみることにした。焼き場がすぐ目の前というベストシートに座る。
◇キリンラガークラシック中瓶 600円でのどを潤おす。

和風の落ち着いた店内には、ボードが掲げてあり、そこには蛍光ペンで書かれた「もつにこみ」の文字が・・・

◇もつにこみ 400円

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東京では、珍しいと思われる関西どてやき風である。こってりと濃厚な味噌ベースの汁には、鳥レバを主とする”もつ”、豆腐、こんにゃく、竹の子?が十分すぎるほどに煮込まれている。
これほど、具と汁が融合した煮込みというのも、東京では経験できないのでは?と思った。もう、口の中はといえば、味噌だらけである。強烈な味噌は強烈な個性を示すから後を引くのだ。

口直しと言ったら何だが、 ◇特製つくね 500円を注文だ。

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焼き場に置かれた大きな焜炉には、真っ赤に焼けた炭が敷き詰められ、その上でつくねが焼かれる。

そのまま食べれば、鳥の旨みと隠し味の香辛料の風味が楽しめ、卵黄につければさらに、甘味が加わり、味の深みを増すのである。これをブドウハイと一緒に味わった。



東京の焼き鳥屋で、どてやき風煮込みを味わうとは思ってもみなかった。
中央線沿線の煮込みは、まだまだ食べた経験が少ないので、結論を出すには早すぎるが、さまざまな未体験が出来そうで楽しみである。


☆制覇まで、あと194杯☆荻窪老舗は、どてやき煮込み
※2015.8.6 移植