誠に、遅ればせながら、”アナ雪”を、TOHOシネマズ日本橋まで観に行ってきました。
上映時刻に間に合うかどうか、ヒヤヒヤものでしたが、ようやく間に合いました。
シネマイレージのポイント数が、不足していたので、今回は、大人通常料金を払っての鑑賞です。


遅くに入ったので、かなりの前方通路側という席でしたが、さすが最新設備、意外と観やすくて良かった。
映画本編については、語り尽くされているでしょうから、多くは申しませんが、徹頭徹尾 ”愛”がテーマである内容であること、決して、それほど断罪されることのない悪者や敵、進行に欠かせない笑いを取れるユニークなキャラ・・・すべて、安心してみてられる仕上がりは、ディズニーならではでしょう。
そして、忘れてはならないのが、この映画の目玉、「ありのまま」を初めとする素晴らしい楽曲。
最初から感情移入しているから、歌が流れるたびに、ハンカチで涙を拭きながら映画にのめりこんだのでした。
やー、本当に楽しい映画でした。
映画が終わったのは、午後9時半頃。 コレド室町の飲食店は、若い人で大賑わいで、中年の入り込む余地はありません。腹も減って、のども渇いてきたので、ブックマークしていた店を目指して、半蔵門線で、神保町へ向かいました。
神保町A7出口から、歩くこと、5分ほど。 小さな路地に見えてきます。
やきとり屋 千代田区神田神保町1-25

まずは、何はさておき、熱望していた ◇生樽ホッピー 520円(税込)

まろやかな美味さが、映画で火照った体をクールダウンしてくれます。美味い。
※メニュー

しかし、孤独の煮込みをしかけている身の上。この品だけは、はずせません。


#28 やきとり屋(神保町) 豚モツ煮込み 450円
四角の器に盛られたのは、汁が多めの白みそ仕立て煮込み。
一口すすってみると、甘い味がして、優しい味わい。
生姜の味もほんのりしてくるから、豚汁に類似した点も多い。
斜め薄切りのごぼうがたくさん入ることで、独特の風味が加わり、味に深みが出る。
下ごしらえが完全なモツには、一切、臭みはなく、充分煮込まれているから、汁が良くしみ込んでいる。
アルデンテの食感を味わった後に、口の中に、味噌の香りが広がる。
モツ、ごぼうの他の具は、厚めの短冊状にカットされたこんにゃく。
これは、食感の変化を楽しむのに利用できるものである。
全体的に、優しい仕上がりで、煮込み初心者にも、うってつけの一品。
ここで、もう少し、お腹にたまるものを頼みましょう。
◇ポテトサラダ 470円

器に敷き詰められた水菜とレタスの上に、山と盛られたポテサラは、芋の食感がやや残っているタイプです。
これに、ゆでタマゴが混ぜ合わせられていて、いい具合になり、美味いんです。
こうなれば、樽生ホッピーの追加は、当然でしょう。

幸せに浸りつつ、ジョッキを傾けていると、ラストオーダーの声がかかりました。
時計を見ると、まだ、午後10時15分過ぎ。
入店したのが、10時ですから、まだわずか15分しか経っていないわけです。時間の感覚というものは、不思議なものです。
お客さんも、ぼちぼち、会計を済ませ始めました。

会計は、1960円。ごちそうさん。
帰りに、気になる店先を発見。

電車は、神保町から新宿三丁目までは座れたので楽。 都営新宿線とメトロ丸ノ内線の乗り換えは面倒くさかったですが、なんとか、帰宅。 バイスサワーを一杯あおって爆睡しました。 いい晩でした。
※2015.8.23改訂